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遅れてすみませんでした。
もう少し長くすると言ったのに変えなかったのは「これでもいいんじゃないのかな」と思ったからです。
本当にすみませんでした。

原作崩壊、二次創作が嫌な方はお引き取りください。
多分動画には動画しかSSにはSSにしかできないことがある。


志貴の性格をルルーシュっぽくしているのは秘密。

今回の登場人物

遠野志貴:メルティブラッド出身

紫宛:KOF出身





二十四時間で成る一日の半ばを二三時間か過ぎた頃、俺は寒くないようにコートを着て、俺の専属メイドである翡翠の「行ってらっしゃいませ、志貴様」という、いつもの礼儀正しい言葉と態度に、「ああ、行って来る。いつも御苦労さま、翡翠」というねぎつきの言葉を返し屋敷から出た。
特にこれといって用事はない。
シエル先輩は色々と忙しいからと言いどこかに行き、アルクウェイドは前までは来ない日があってもいいんじゃないかと思うくらい頻繁に来ていたが、何があったのか唐突に来なくなって、アルクウェイドとシエル先輩が仲良く喧嘩をする光景が懐かしく思えるくらいになっている。
今、世間は冬休みという名の、春休みよりも短く、夏休みよりも長い、けれどクリスマス、年越し、実家帰り、センター試験に向けてのラストスパートといった、大人から子供まで大切で欠かせない行事が続いてある、そんな三つの長期休業の中で最も大切な長期休業に入っている。
そして、俺はどうして外に出たかというと、誰かのために何日か遅れたクリスマスプレゼントを買うためじゃなく、誰かと初詣に行くためでもない、ただ適当に歩き回って暇つぶしをしようという、暇人極まりなくどうでもいいことのために外に出ているのだった。
本当はどこかに行って、子供みたいに「俺、○○○に行ったんだぜ」と誇らしげに自慢をしたいがここにいるのは琥珀と翡翠秋葉と俺といった感じで遠野家の一員だけだから仕方ないか。
そう思い溜息を吐いたところ、紫苑が冷酷な目でこちらに向かって来るのが見えた。相変わらず人を殺した目をしていて何も知らない男が見たら思わず振り向いてしまいそうな美形とスタイルを持っている。
「志貴、年玉寄こせ」
新年第一声がそれか。
紫苑はそう言いどこからか槍を出して不敵な笑みをして俺はそれに溜息で返す。
「なんだ、二回も幸せを逃がすなんてどうしたんだ。
もしかして、俺に年玉を捧げるのがそんなに不服か」
「おめでたでもいいからせめて新年らしく挨拶をしろ」
「言ったら年玉くれんのか」
「お金はないし仮に持っていたとしてもお前にはあげない」
紫苑はちっと舌打ちをする。
「どうする、俺を捕まえて身代金にしたら金が取れるかもしれないぞ」
「そんなことしたらシオンに怒られるし秋葉ちゃんに迷惑をかけたくない。というか、お前のところはそんな庶民的なことができねえじゃねえか」
その前に俺が反抗をして捕まらないようにするが。
秋葉ちゃんか。
一年前、といっても数ヶ月前くらいのことだが、何があったのか秋葉は紫苑を「なるべき人」として憧れていて紫宛は「礼儀正しいが可愛げがあって気になる妹」として親しい関係になっている。よく、「兄さんは紫宛さんを見習うべきです」と言って来るが見習ったら暴力的な人になってしまうからどうもやめて欲しいところだ。
まあ、紫苑が本気で殺そうとして来たときに秋葉をネタにできるという弱点ができるからいいが。
紫苑は槍をどこかに消して表情を元に戻す。
「お前、何をするためにこんなすげえ寒い日に外に出たんだ。暖かそうな服装をしているからジョギングじゃないだろ」
「そういうお前はどうして外に出たんだ、まさか誰かと喧嘩をするんじゃないだろうな」
「俺は喧嘩なんていう死なないことを前提にした餓鬼の殴り合いはしない。というか質問を質問で返すな、殺すぞ」
「礼儀正しくないのはどちらだ」
紫苑は「あ?」と言いぎろりと睨む。
「人に聞くときは自分から、ここは日本だから日本のルールに従ってくれないと困る」
謙譲の美徳で自分のことを先に言うと思ったが世界共通か?
紫苑は軽く鼻で笑う。
「お前、いつもこううざいのか」
「まさか、これは友達だけに接する態度だ。秋葉にこんな態度で接したら殺されるし琥珀さんや翡翠にはこんな態度で接したくない」
正直言って紫宛をからかいたいっていうのが一番の理由だが。勿論ありひこにもこんな態度で接しない。
「俺は暇を潰すために外に出た」
「奇遇だな、俺も暇を潰すために外に出た」
「ふざけるな、お前は同じ意見しか言えない餓鬼か」
じゃあ、俺が先に言ったらお前が言ったことを言ってもよかったのか」
紫宛は軽く舌打ちをする。
「ただの暇潰しなら家の中でゲームでもしていればいいじゃねえか、インドアよりもアウトドアな俺ならゲームなんかしないで喧嘩という名の殺し合いをするが、お前はインドアだから屋敷で暖房をつけてゲームをする方がいいだろ」
「勝手にインドアにするな、見た目はそうかもしれないが俺はどちらかというとアウトドア派だ。
それに、俺は毎日休まないで働いている翡翠や琥珀さんを尻目にしてゲームをするなんていうことをするほど馬鹿じゃない」
二人に止められなかったら自分も一緒に手伝っていたくらいだ。
「いい奴だな、もし俺が外見だけじゃなくて中身も女だったらお前に惚れていた」
「やめてくれ、お前が女だったらちゃんと女として扱わないといけないし、たとえお前が女になってもその性格を変えない限り俺はお前をそういう対象にしない」
もっとも、その紫宛らしい残酷で暴力的なところがなくなったら友達の対象から知らない人の対象にするが。演技じゃなくて本気で女らしくするのなら俺は友達の対象として外していいだろう、なんであれ心の根を変えることはできないんだから。
「お前、ナンパをする気はないか」
「唐突だな、暇潰しなら他の方法にしてくれ」
「ナンパをしないといけない奴がいるんだ」
紫苑がナンパをするだけでも珍しいのにこんなに押して来るとは相当な美人か。
「その人はそれほど可愛かったり美しかったりするのか」
「さあな、俺にはお前の基準はわからない。俺が可愛いや美しいって言ってもお前にとってはどこにでもいる人かもしれないからな。
ただ、お前にとって魅力がある奴だと思う」




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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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プロフィール

ダチュラ

Author:ダチュラ
一般人。ニンゲーン。現在の嫁リスト:李香緋、アネル、アナザーブラッド、野々原渚(NEW!)。嫁は優遇。可愛いは正義。時々変動するが嫌いになった訳ではなくどうでもよくなった訳でもない。

特別ゲスト:音無小鳥、朝倉涼子、鼎二尉、ほめ春香

特別ゲストは絶対的な優遇。

今したいこと:過去に戻って自分をムッコロス。

MUGEN小説は嫁とMUGENストーリー動画の出演が少ないキャラを優先。

何かあったら homeoharukamomatakawaiiメイドインヘヴン!yahoo.co.jp にメールを送ってください。メイドインヘヴン!→@でお願いします。

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